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人類代表の天才棋士イ・セドル九段 VS googleが生み出したモンスター囲碁AI「アルファ碁」最終戦

どうも、ごろーです。

今日はちょっと難しい深層学習ーディープラーニングの世界に触れます。
といってもベースは囲碁です。

私はゲームなら一通り嗜んでいるつもりで、囲碁の心得はあるつもりですが、素人目に見て絶望的な展開を広げられた中、土曜日・日曜日の第3戦、第4戦を迎えました。
第2戦目の完璧なまでの布陣を見せつけ、中盤から真価を発揮するイ・セドル氏を完封したalphagoの恐ろしさたるや!

1手進むごとに固く、大きくなる陣に攻めあぐね、裏を欠く奇策も返り討ちにしてきたアルファ碁の底力はもう認めざるを得ない。
イ・セドル氏の序盤展開が苦手である事は私も気になっていたところですが、
後半からの驚異的なカウンターパンチで強豪を倒してきた実績(棋譜)を見るとあの井山裕太本因坊*1を思い起こします。

第3戦、イ・セドル九段の先手で序盤から奇抜な手を打ってアルファ碁を翻弄しようとしますが、
アルファ碁はこれを無難に処理していきます。
大きな流れを持っていかれてしまったので内側から突き破ろうとからめ手を使いますが圧倒的な固さでリードを許しません。
ただし、後半戦でアルファ碁が疲れた?のか怪しい挙動を見せたことが、辛酸を舐めたものの攻略の取っ掛かりのヒントになった気がします。

そして第4戦目を迎え、先手アルファ碁が盤石な地盤を築き上げていく。
まるで第2戦目を想起させる流れで、途中から私も見れいられなくなりました。
解説一同も感想戦を展開する中、イ・セドル九段は諦めていませんでした。
誰がどう見ても絶望的な局面からアルファ碁を揺さぶり、見事一矢報いました。
その流れはもう芸術的としか言えず、アルファ碁の弱点を突くという「AIを読む」を地でやった気がします。

リアルタイムでDeepLearningに技術的関心を寄せる友人と、純粋に囲碁友達と試合を見守っていましたが、もう3者三様に歴史に残る一戦になったと思ったぐらいです。
イ・セドル九段もこの勝利を大きな自信にしたとコメントされています。

そして迎えました最終日。
3月15日の13時より第5戦目が始まります。
残念ながら私は仕事でリアルタイム観戦ができませんが、結果は追って考察したいと思います。

元々は深層学習ーAIの話をしようと思っていたんですが、囲碁なりが絡むとちょっとそっち思考になりますね。

私はコンピューターサイエンスに身を置く立場の人間ですが、やはりここは人類の奥深さ、底力を見たいのでイ・セドル氏には頑張ってほしいと思います。
あわせて、アルファ碁の致命的な弱点をこの2日でどこまで克服されるかが見どころになると思っています。

DeepLearningに関する考察はITブログの方にします。
ご興味があればあわせてご覧ください。

*1 : 私は本因坊の印象が強いですが碁聖や王座、天元など多くのタイトルを持っているので何でもいいんでしょうか…?

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